【アデルバート・スタイナー/Adelbert Steiner】
wikipediaの情報によると、もともとファーストネームは「エドワード」。でも実在の俳優がイギリスにいるとのことで、急きょ変更。そんなに深い意味はなかったの……? どうでもいいですが、FF8に「アデル」という奴が居ました。敵キャラですが。
ビビと同じく「er」です。「stein」だけだと、ビール用ジョッキという意味があります。体格は似ているかも。ジョージ・スタイナーという実在の人物もいます。どっちにしろ苗字。他のキャラクターのようにファーストネームで呼ばれるのは、呼ぶほうも呼ばれるほうもちょっと恥ずかしい気分になったのだろうか。どうでもいいが、他のキャラでゲーム中にセカンド・ネームが出てくるのは、エーコくらいじゃないのか?
スタイナーに「セバスチャン」って付けてプレイしたことがありました。序盤の彼にはなんか似合いそうだったから。Disk1で頻繁に流れるスタイナーのテーマは可哀想なくらい愚鈍な音楽。銭形刑事はともかく、ブリキのおもちゃは国際問題。
風の祠での「……信じているぞ、ビビ」に胸打たれた人は多いはず。日本のサラリーマンを思い浮かべた人も多いはず(それはどうなの)そして「FF;U」にでてきたフングスがめちゃ似ていた。真面目で一直線な人って感じ。
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「ファイナルファンタジー用語辞典wiki」によると、「stein」には「石」という意味もあるそうです。ドイツ語。ドイツ語! プルート隊がドイツ語で構成されていたのをすっかり忘れていました。
2009/06/16/tue



【アルテミシオン/Artemicion】
「Artemis」→アルテミス。月の女神。セーラームーンに出てくる白猫もこの名前。
FF8におけるラスボスから取っているのではなかろうな。だとしたら哀れすぎますよ、ラスボスが。シクシク。
お肌の手入れにいそしむモグネットの配達員、オス。機械にさすオイルでお肌の手入れができるとは。超人的脚力を持ったやつもいるし、モーグリ一族、あなどりがたし。



【エーコ・キャルオル/Eiko Calol】
広辞苑だと「栄枯」くらいしか見当たらない。あとは「eco(生態学、環境)」くらい。学者さんにもエーコさんがいらっしゃいます。「不思議の国のアリス」で有名な小説家ルイス・キャロルは「Carroll」だし、クリスマス・キャロルは「carol」。白魔法使いだし、ここは「聖歌(carol)」に一票。
それはユニコーンの角ですか? 羽根もあるし。サイの角とか言われたら凹む。ユニコーンは想像上の生物で処女にしかなつかないらしい。チビうさがユニコーンを手なずけていたのとエーコの角は関係あるかもしれん。(ない。)
「ウサギはね、さびしいと死んじゃうんだよ」とは、ドラマ「一つ屋根の下(古い!)」の台詞。孤高の狩人(?)サラマンダーとは対照的。でもこの二人も中々いいコンビで好き。エーコの年齢詐称疑惑は最後までぬぐえなかった。でも、1800年代って言えば日本の江戸時代。江戸時代は平均寿命六十歳の時代だから、あの頃の成人(元服を行う十六歳と仮定)=現代の二十一歳くらいになるらしい。それで計算してみるとだな、
  ジタン 21歳
  ダガー 21歳
  ビビ 12歳
  エーコ 8歳
  スタイナー 44歳
  フライヤ 28歳
  サラマンダー 34歳
  クイナ ?歳
これなら納得の年齢ではないか? スタイナーがちょっとふけ過ぎた感じ。精神年齢的にはこんなもんが妥当ってことだ。



【オルベルタ/minister artania】
アルティマニアに載るほどエライ人だったとは思っていませんでした。




【ガーネット・ティル・アレクサンドロス十七世/Garnet til Alexandros17th】
ガーネットは一月の誕生石。アレクサンドロスも説明不要。「til」は英語ではまんまの単語は存在しません。近いので「till(〜まで、ずっとor耕す)」「tale(物語)」「tile(タイル)」耕す、ってのが好きかも。国を築くものとして。
ジタンと同じく記憶喪失設定。貴い(というか、召還士一族そのものが凄い血筋か)ゆえに故郷を追われて霧の大陸に流れ着き、そこで王女様になったはいいけれど、今度も王女様ゆえに諸国放浪……ジタンと境遇は似ています。序盤の言動から「リノア再来?!」がささやかれていたらしい(笑)



【ガーランド/Garland】
「Garland」→花輪。
何度引いてもこれしかでてこない。花冠(豊穣や勝利の象徴)、栄冠などもありますが……あの面には似合わなさすぎる。
攻略本には、ガーランドもかつて「造られた」存在であるとあります。ジェノムにしては硬質そうな体は成る程旧型っぽい。ターミネーターも古い方は軟体化できませんからね(TI・GA・U)ガーランドも昔は少年だったのかもしれません。彼を「作った」人たちが、テラの豊穣を願って名づけたのでしょうか。クリスタルワールド一歩手前の台詞には泣かされた。
黒は死の色。でもテラの民にとっては再生の神。



【クイナ・クゥエン/Quina Quen】
「水鶏(くいな)」ツル目クイナ科の鳥の総称。夜行性。
「quen」も引きました。「quench」「quean」が近い単語。一個目は「(火や灯りを)消す、冷やす、抑える」……似合わないので却下。二つ目は「売春婦」でした。なんだかどんどんかけ離れていく。「食いな(お食べなさい)」「食えん(もっと弱らせないと食べられないアルよ!)」が一番近いんだと思う。
お前何の為にいるんだ? と問いたくなる食いしん坊万歳キャラですが、よくよく考えれば、人間が生きていくということで、何より先にあるのは食事。だから、食欲を前面に押し出したク族は生きるということの象徴……考えすぎ?ストレートに自分のやりたいことをやっている。ホントにこれでいいのかな?なーんて、ときどき迷ってるんでしょうか。



【クエール/Quale】
食える(たべられる)。



【クジャ/Kuja】
「命」の名前第二団。でもどのへんが「命」。何語で「命」。わっかんない。
『愛・自分博』をワンマンで開催できそうな人です。ちなみに濁点の位置を変えると「ぐしゃ(愚者)」になります。確かにケツ丸出しの服装とか愚の骨頂としかいいようがありません。別に嫌いなわけじゃありませんよ? 奴のフレアスターには正直コントローラー投げ捨てたくなったけどね! ラスボスより強い雑魚敵ってどういうこと?!
短い命の黒魔導師たちをあれほど馬鹿にしておきながら、自身もまた限られた命であると知ったとき、彼は怒り、恐れ、世界を滅ぼさんと「永遠の闇」を召喚する――終始「生きること、命について」を自分から語らなかったジタンと対照的。そういう意味でなら、人間誰しも「作られた存在」です。生まれたくて生まれてきた人はいない。生の意味を問い出したら、どこまでも深みにはまってしまう。「こんな風になりたくない」存在でもあるけれど「実はこんな奴かもしれない」存在。
思いつきで「kuja 意味」と入れてyahoo検索かけたら、こんなんでました。
スワヒリ語:かなりキツイ命令形「来い」
クロアチア語:英語で「bitch」意地の悪い女・厄介なこと
スワヒリ……?!
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「ファイナルファンタジー用語辞典wiki」によりますと、サンスクリット語で「火星」。
……そりゃ分らん。
同辞典によりますと、他にも意味があるかも? とのことです。
2009/06/16/tue



【クワン/Quan】
食わん(たべない)。食即是空の道を究めた彼にぴったり。夏目漱石は涙目。
釣りの途中に拾った黒魔導師の子どもを当初は食う気満々だった様子。戦闘中、黒魔導師が「食べられそうに無いアルよ!」でホントよかった。



【コッヘル】
ドイツ北部の都市「kochel」が存在。
ドイツ語「kocher」に由来。野外活動のための携帯炊事用具。
特技は情報収集。





【サラマンダー・コーラル/Saramander Coral】
「Saramander」はサンショウウオ、若しくはトカゲ。とどのつまり両生類。んっ、ちょっとまてよ? てことは「焔色のサラマンダー」って、ヒトカゲか?(君に決めた!!)
「Coral」はサンゴ、薄桃色のもの、という意味。サンゴ?……と考えて気がついた。彼奴の頭部だ!!!
英語版で彼の名前は「Amarant(不凋花(ふちょうか)という想像上の枯れない花)」赤紫色という意味も。さすがに「サンショウウオ」は人名として駄目だったか。ちなみに「アマランザイン」は渡辺祥智のマンガ「その向こうの向こう側」にも登場(無駄知識)。
「自分が何をしたいのか、何ができるのか、今その答えをだせというのか」とは現代日本の大きな課題となっているニートやフリーター問題にも通じそう。みんな分らないけど、分らないまま行動している。でもあるときその疑問にぶつかって、動けなくなってしまう。顔に似合わずエラく気弱な台詞だな、ともおもわないでもない。


【ジタン・トライバル/Zidane Tribal】
公式的には「命」を意味することは有名。だが、岩(FF6)、雲(FF7)、にわか雨(FF8)ときてFF9の主人公。自然系の意味もあるのだろうか? と調べてみると、時短(労働時間短縮の略)・自嘆(自分をほめること)・事端(事件の糸口)……ちがうか。
フランス語でジプシー(差別的意味合いが強いので今ではロマと呼ぶ)のことをジタンと呼ぶそうな。ジプシーは流浪の民とか占い師というイメージ。個人的にこれが一番ぴったり。
「Tribal」は英語で「種族、部族の」という形容詞。つなげて読むと「流浪の民」ってところか。確かに、テラは移住によって永遠の命を得ていたわけだから、あながち的外れってわけではない。また、「いつか帰るところ」を求めて、あてもなくさまよう姿。誰しもみな流浪の民。
青い服は色彩学的に見ると、「禁欲」「冷静」「死」などをあらわす。女の子を見ると声をかけたくなってしまう病のジタンには似つかわしくない気がする。しかし、ゲーム中の彼の役割は主人公と言うより、アドバイザー。世界を傍観している感じがする。金色(神さまの色)の髪の毛といい、なんかそんな気がする。タンタラスの一員として世界を飛び回っているのは柳田國男の『貴種流離譚(貴い血筋が故に故郷を追われて各地を放浪)』だろうか。彼が捨てられた年齢(四歳)が、近代日本では「神に近い存在」だったことも気になるね。また、ガイアの住人ガーネットが赤い服を、テラの住人ジタンが青い服を着ていることも、象徴的といえます。
短刀二刀流の使い手ですが、なんで二刀流? ダガーとの二人三脚、って意味にとらえたい。それはまた、ガイアとテラが図らずも共存してしまったように。
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「トライバル」には、「燃え上がる炎」「とげとげしい渦巻」という意味もあるそうです。by「ファイナルファンタジー用語辞典wiki」
2009/06/16/tue


【シド・ファブール九世/Cid Fabool 9th】
昆虫記のアノ人だ! と思ってましたがつづりが違いました。FF4のヤンがいた国の名前です。「シド」の名前がFF2から継続して出演しているのは有名なトリビア。
35歳にして半重力ひげまで銀髪な御仁。友人は盗賊だし奥様は魔女だし、他所の国の国家機密(「ガーネットの出生の秘密を知る、数少ない人物のひとり」byアルティマニア)まで知っちゃってるし。気苦労が絶えなかったんでしょう。当初、名前が似ているというただそれだけの理由で、シナの親戚だと思っていました。
最近「FF:U」が懐かしくなり、動画サイトで全話観ました。機械発明家のシドがカエルに変身させられるシーンでは、FF9ファンならば誰しもガッツポーズしたことでしょう。



【シナ/Cinna】
素で引くと、「cinnabar(辰砂、朱色)」「cinnamon(シナモン)」と、やたら可愛い意味の単語くらいしか出てこない。あとは「支那」。「chine(中国)」に似ていないこともないが。
FF4には『シド』の名で飛空艇の技師が登場します。武器は金槌。FF9のアルティマニアには、シナは「飛空艇技師の息子として生まれ、自身も確かな腕を持つ」とありますが、その割にその設定が生かされた様子も無く。全体的に出番少なかったです、全部シド国王に持ってかれた感じで。
……名前も似てるけど、まさか、ねえ。



【ゾーン・ソーン/Zorn&Thorn】
気になったのは「ソーン/Thorn」→人を苦しめるものとしての)とげ、針、動詞でいらいらさせる……こやつ等にぴったりだ!
ゾーンの方は「Zone(地帯・区域)」だと思っていましたが違いました。パラムとポロムみたく、語感でつけられた名前だろうか。
これでもかってくらい悪人顔で憎たらしい二人組み。それにしてもこいつら、バトル中元気に上下運動を繰り返す様を見ていると、とても米寿と思えない。ちなみにこの二人、アルティマニアの種族紹介欄は「人間?」となっています。シザーハンズのゼネロ・ゲネロすら「人間」表記なのにこの扱い。まあ、最期は人間?になりましたけれど。
ここでも赤と青の対です。テラとガイア、象徴的。



【スティルツキン/Stiltzkin】
「Stilt」→竹馬、支柱。「kin」→親族、同類。竹馬の友と訳したいところ。
行く先々で主人公にちゃっかりきっちり値上げしながら売ってくれる三点セットは大変ありがたかった。ガイア上ならまだしも、テラにまでついてくるとは、もはやストーカーでは済まされない気がする。いや、買うけどね。





【ダガー/Dagger】
短剣。印刷用語で「†(短剣印)」をあらわす。
エンディングで、ジタンが叫ぶ名前がこっちでよかったな、としみじみ。
刃物の名前を背負うのは、きっと彼女が王としての役割も担っているから。アレクサンドリアの女王は聖母の優しいだけでは勤まらない。ブラネがあれでいて慕われていた理由も、解せなくはないのです。



【トット/Tot】
チッチだのポッポだのピッピだの……ポケモンかよ!
「tot」には、幼児、強い酒の一口、合計(total)の略、などがあります。研究に没頭してしまう姿は、確かに子供っぽい。でも、鳥だからトット、って気もしないでもない。
ラブレターのセンスには脱帽です。なんですか、その身の毛もよだつ文面は。六歳児になんてことを教えているんですか、あなたは。



【トジェポン】
こうしてみると、プルート隊の名前は全員ドイツの都市に由来していることがわかる。トジェポンもきっとどこかにその名を冠する都市があると思われますが調査不足。 三国一の大砲の名手で熱血漢。なぜそのような人物がプルート隊にいるのか。というかそんな人物がいるにもかかわらず、うだつの上がらぬプルート隊とはいったい。






【バクー/Baku】
アゼルバイジャンという国の首都で大油田地帯。あとは「獏」悪夢を食べるとされる想像上の……見た目は似ているか?
考え方も、言動も、なにかにつけて『いい親父』です。ジタンはこの人に拾われてほんと良かったね。



【ハーゲン】
ドイツ西部、ノルトライン・ウェストファーレン州の工業都市「hargen」に由来。
城下町の地理に詳しい。路地裏まで知ってるんだとおもう。



【バイロイト】
ドイツ、バイエルン州の都市。鉄道の要地。
プルート隊に古くから在籍しているおじいちゃん。でもゲーム中の年齢層は概して低いので、この人も50代とかその辺の可能性大。



【パック/Puck】
例の劇中劇がシェイクスピアだとしたら、この名前も『夏の夜の夢』の悪戯妖精パックから来ているのだろう。
ビビの最初の友達(パックからしてみりゃ家来だけども)。九歳で国を飛び出してから五年、放浪の旅を続ける破天荒王子様。彼が時期国王となれば、雨の都の封鎖的な環境も変わってくるのかもしれないな。でもあなた、クレイラでの大爆発をどうやってやりすごしましたか。スティルツキンが生きてたくらいだから、なんとかかんとか無事やったのかもしれないけれど。それ以降ラストまでお目見えなしだし。どこにいたん。



【ビビ・オルニティア/VIVI Ornitier】
VIVI→66というのは有名。ラテン語的には「vivid(生きる)」という意味もあるとか。「命」という意味が露骨に使われているのは、ミコトとビビだけか?
オルニティアのほうですが、FF9はどうやらフランス語やラテン語辺りが好きなようなので(?)もしかするとフランス語かも。でも「er」ってことは、「〜する人」みたいな意味があるのだろうか。と調べてみたところ、英語(原点回帰)(ちゃう)で「ornithology」を発見。意味は……鳥類学?
大空を舞う鳥のように生きる、ってかんじだそうです。
ジタンと同じく青い服、金色の目。得意技がファイアなのは、現代文明が火の七日間で世界が滅びた(ナウシカ)のと同じ理由な気がする。発達しすぎた文明は炎によって滅びた。炎を使う種族は人間だけなのです。焼き払う炎か、癒しの炎か。それは彼自身によって決断がなされる。
  ちなみに彼は英語版でも「Y-Year(う、うん)」と言っているようです。国境を越えても愛すべき存在。



【ヒルダガルデ・ファブール/Hildagarde Fabool】
奥様は魔女。ヒルダはともかく「garde」、英語だと「garden(庭)」「gardenia(クチナシの花)」などがあります。可憐だ。
魔法文明が衰退を始めているガイアにおいて、魔法を達者に操ることのできる稀有な人材。機械マニアの夫との分かりやすい対比がここにも表れています。魔法で人間を虫にしたり、複雑な薬品で両生類になった旦那を元に戻したりと、かなり腕利きのようです。なぜそんな人物が、今のガイアに存在するのでしょうか。いわゆる「ポーキー」的な魔法を使うのだから黒魔術が得意なのでしょう、たぶん。アレクサンドリアの兵士がファイアやブリザラを使っていたりするので、ガイアの人間が全く魔法を使えない、てことはないようですが、どこで身に付けたのかは気になる。魔法はからきしな人と万能な人との両極端を見るにつけ、そういう血筋なのかもしれない。修行ありきで、多少は使えるようになる、と。
単純計算、14歳の頃にリンドブルムへ嫁いでいます。王族には親戚付き合いなどの複雑な関係もありそうなので、いとこ同士とかそういう間柄だったのやもしれません。



【フライヤ・クレセント/Freija Crescent】
英語表記だと「?」となります。日本語発音どおり「Fraiya」で引いてみると、「frail」というのに引っかかりました(発音記号を見てみよう、Freijaとカタチが似ているよ!)。意味は「ひ弱、意志薄弱、女性」……じゃあ強くて頑固なのが男性なのかって話ですが……彼女自身の性格とは当てはまらないので却下。でもゲーム中の彼女の立場で考えれば、ちょっと当てはまるか?
思いつきでカタカナ辞典で引くと「フライヤー(Flier)」が出てきました。意味は「飛ぶもの、飛行機」……こっちか。(断言) クレセントはクロワッサンでも有名、「三日月」の意味。
ちょっと待て。ガイアの月は満ち欠けしないんじゃなかったっけか、アルティマニア?
まあいいか、なんか似合ってるし。ちなみに英語版では「Freya」。深い意味はなかったのか……。「ja」の理由は、たぶんゲーム全編のテーマになっている「無国籍」に関係する。なんとなく、中華っぽくなりますね。
あれだけほのめかしておきながら、フラットレイ様との関係は実質クレイラのアレだけでその後はラストまで何もなしですか。そのクセ、サラマンダーとの絡みが異様に多い……どゆこと?まさか最初はその予定? ジタンとの過去も気になるところ。女性陣が赤い服をたくさんきているのは見ていて可愛いね。



【フラットレイ/Fratley】
「Flat-ley」で調べたら、「平らな牧草地」と出てきます。フライヤの恋人だからフラットレイ?語感で決めたのか?
出番が少ないのに、タンタラスばりの台詞回しから強烈なインパクトを与えてくれました。それにしてもネズミ族の脚力は一体どれほどのものなんだ?クレイラの幹をジャンプで昇ってきましたか?



【ブラネ・ラザ・アレクサンドロス十六世/Brahne Alexandros 16th】
ヒンドゥー教で「Brahma」ブラフマーという創造の神様がいらっしゃいます。その下に続くのが「Brahmin」……インテリという意味だそうな。
どうでもいいですが、なんで「ラザ」がアルファベット表記されてないんでしょうか。アルティマニアにすら載ってない。ラザニアのラザとかだったら笑う。
彼女の最期の台詞は見るたびに切なくなる。十六歳で女王に即位し、娘に死なれ、夫に先立たれ、挙句の果てに殺されて。死後も民の支持を得ていることが、唯一の救いか。



【ブランク/Blank】
白紙の、無表情な、無味乾燥な、がらんどうの、などなど。似合わない。
ジタンの兄貴みたいな存在。タンタラスメンバーは皆個性派ぞろいのいい奴ばっかだ。個人的には是非ともルビィと幸せになってほしい。



【ブルツェン】
ドイツ東部の都市「wurzen」に由来。
特技は情報収集。



【ベアトリクス/Beatrix】
「Beatrice」という単語があります。ベアトリーチェと発音するらしい。ダンテの『神曲』で、ダンテを天国に導いた理想の女性、だそうな。そういや、長崎のハウステンボスにも似たような名前のアトラクション(というより展示物で、壁画みたいな場所)があった気がする。
最早テーマソングの「ローズオブメイ」を聞く度、「辛かった、ねえ……」みたいな気持ちになる。スタイナーと幸せになってください。絶対かかあ天下(笑)白い服は勝利の色。EDで城を出ようとするようですが、なぜでしょうか。  1.ジタンが戻ってくるのを知っていた。  2.ガーネットの誕生日に家を出ると決めていた。 うーむ。




【マーカス/Marcus】
日本の地名で、南鳥島のことをマーカス島というらしい。(これだけかよ!)
ブランクと過去にいざこざがあったらしいが、本編にその話題が出てきたことはなく。FF9では「生かされていない裏設定」が大量に存在する気がします。ょっと残念。マーカスとブランクのペアで赤と青の対比を作れます。



【ミコト/Mikoto】
尊、命。ここでようやく、FF9のメインテーマ「命」を露骨に冠するキャラクターの登場なのでした。ガーランド、センスいいですね。
どうかお兄ちゃんと呼んであげてください。兄弟なかよくね。
ところで果てしなく疑問なのですが、ガーランド父さんは、なんで十五年もの時間をあけてミコトを作ったのでしょうか。ジタンが捨てられて数年後、ならまだわかるんだけど、ミコトが生まれたのはゲーム開始のたった一年前の三月……。そのちょうど一年後に、ガーランドが消滅しているので、ちょっと意味深。ジタンが失われ、クジャも望み薄、末娘にテラの将来を預けるつもりだったのでしょう。あるいは、五千年もの長き時間を生きたガーランドが死んだのは、クジャによる攻撃のためだけではなく、寿命だったのかもしれない。
彼女にもガーランドの手により「魂」が与えられています。「魂」をもった人間は成長しますが、一方で、テラ的には「永遠の命」をも得ることができるのです。パンデモニウムで洗脳にかけられたジタンは、あのとき「魂」を奪われ、「ただの器」に戻っていますが、ミコトはテラの魂を持つ唯一のジェノム。それって、想像するととても辛い。



【メルゲントハイム】
ドイツの都市「バート・メルゲントハイム」が存在。
昨年の砲弾運びレースで優勝をしている。



【モグ/Mog】
「mog」→猫。確かにあの種族、猫っぽい。
モーグリ一族は、英語版では「Moogle」となっています。
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猫っぽいとか思っていたのですが、「モグラ」と「コウモリ」をかけあわせた造語だったと知りました。なんだいそりゃ。チェブラーシカとかビートルズみたいなもんですか。ちがうか。
2010.7.20






【ラウダ】
ドイツの都市。メルゲントハイムの北西に存在。
心を打つ文章を書かせたら当代一。物書き志望でプルート隊から脱退しようか悩んでいる。
ワイマールと組んで女の子をナンパしていたと思われますね。夜空が月のペンダントで着飾る頃、とか言ってるんですよきっと。


【ラニ/Lani】
フジバカマ(キク科)の異称。広辞苑には『蘭(ラン)』のンをニと表記した、とありますが、はたして。
普段は何をしているんだろう。アサシン?大陸有数の国家から以来を受けるくらいなんだから、かなり腕はたつんだろうけれど。性格の方向としては、ブラネ女王と少し似てるかもしれない。お金持ちになるのが夢らしいが、マダイン・サリでたたずむ彼女からは、いろいろ迷いがあるような。そしてサラマンダーとはどうなのあなた。



【ルビィ/Ruby】
宝石。「ルビー」と表記しないってのがガイアのこだわり?
故郷はどこですか。どこの世界の人ですか。何故スクエアは大阪弁を使いたがるのだろう。なんのこだわり。でも若干中途半端。
ブランクが惚れ薬を作った相手だと信じています。でも彼女はジタンのほうが気になってるのか。その辺どうなのか。





【ワイマール】
ドイツ中央、イルム河岸の都市。ワイマール憲法制定の土地「weimar」に由来。
街の女の子の名前を全部知っている、ジタン以上の女たらし?